
ファスティングの具体的な進め方
ファスティング期3日間、復食期4日間の7日間で行います。
ベーシックなコースでは7日間ですが、実施期間は担当の講師により異なります。
ファスティング前の7日間は準備期として胃腸を慣らしていきます。
ファスティングに向けて
「準備期」
ファスティングは実施する期間と同じくらいの準備期間を設けた方が、効果を実感しやすくなります。 3日間のファスティング期間と4日間の復食期間の計7日間の場合は、準備期間は7日がベストです。
ただし、普段から糖質や脂肪分たっぷりの食事を摂られてたり、カフェイン、たばこ、アルコールなどの嗜好品や添加物をを多く摂ってきた方は、胃腸を慣らすために準備期間はさらに長く取った方がよいでしょう。
準備期間では、ファスティングに向けて身体を準備させるために、胃腸に優しい食事内容に切り替えます。
おススメの食材「まごはやさしいわ食」
準備期間におススメの食材のキーワードは、「まごはやさしいわ食」
「まごはやさしいわ食」とは、健康にいいとされる食材の頭文字をとったものです。準備期間だけでなく、復食期間にも良いとされる食材ですので、この2つの期間は「まごはやさしいわ」の中から食材やレシピを選んでいくと良いでしょう。

「ま」・・・大豆、小豆、豆腐などの豆類
「ご」・・・ごま、ナッツなどの種子類
「は」・・・味噌、納豆などの発酵食品
「や」・・・緑黄色を中心とした野菜類
「さ」・・・魚類(特に小型の青魚類)
「し」・・・シイタケ、えのきなどのキノコ類
「い」・・・サツマイモ、ジャガイモなどのイモ類
「わ」・・・わかめ、昆布などの海藻類
この食材を参考に準備期間からチャレンジし、ベストなコンディションでファスティングに挑みましょう!!
「ファスティングに向けてひかえていきたいもの」

アルコール、コーヒーや緑茶などのカフェイン、高塩分食はファスティング当日に向けて控えていきましょう。そうする事で、ファスティングによる身体の不調を引き起こしにくくなります。
ファスティング期に頭痛で悩んでいただきたくないので、ここは頑張ってとりかかりましょう。
『準備期間の食事ポイント』
食事についての注意事項がいくつかあるので、確認していきましょう。
◎断食に向けて食べる量を徐々に減らしていき、玄米粥や味噌汁など、胃腸に負担のかかりにくい食事に切り替えていきます。
◎高タンパク質、高脂質、高塩分の料理は避け、食べすぎには注意していきましょう。もちろん、飲酒、喫煙はNGです。
◎温かい物を摂り、胃腸を冷やさないなど消化器官を助ける工夫をしていきましょう。また、よく噛んで食べることも大切です。
◎準備期間の終了2日前までには、動物性たんぱく質を食べるのはやめましょう。これらの食品は消化に時間がかかるため、ファスティングの妨げになってしまう場合があります。
◎食事と同時に水分の摂取も意識しましょう!目安は1日2ℓです。
また、この日から、固形物、塩分も徐々に減らしていき腹6分を意識しましょう。ファスティング期に向けて慣らしていきましょう。
準備期間をしっかりと過ごすことによって、ファスティング期間に起こりやすい頭痛や吐き気などを抑えることが出来ます。
「ファスティング期」
『ファスティング期間は3日間です!!』
ファスティング中は酵素ドリンク「大地の力」を水か炭酸水で割ったものを飲んでいきます。脱水・頭痛・低血糖などを起こさないように、酵素ドリンクを水で割ったものをこまめにとることがポイントです。
ファスティングにより内臓の働きが高まりデトックス効果がUPします。
酵素ドリンク「大地の力」の飲み方について

「大地の力」のおススメの飲み方!
①「大地の力」を水や炭酸水で割ったものを1日300~350mを目安に飲んでください。
割る分量に特に決まりはないですが比率が酵素1に対して水5の割合くらいがおススメです。
なので1日合計で酵素原液300~350mに対して2ℓ前後の水か炭酸水を割って飲む事になります。
ファスティング期間は「冷え」に対するケアが大事ですので、水分は冷たい水で摂らずに常温か暖かくして飲むことをおすすめします。
②ペットボトルなどに入れて持ち歩き、こまめに飲みます。
炭酸水で割るのが飲みごたえもあっておススメです。もちろさん炭酸水は香料や糖類の入ってないものを選んでください。
「大地の力」を原液で飲む方
・50mlを6回3時間おきに、40mlを8回の場合は2時間おきに飲用というように、
合計で1日300~350mになるように飲みます。
・ファスティング中は水と酵素以外は口にするのはNGです!薬も原則NGです。
「好転反応」
ファスティング中は身体を良い状態にリセットされる過程で、「頭痛」「倦怠感」「冷え」などの様々な不調が現れやすくなります。その状態を「好転反応」と言います。
以下の内容に「好転反応」が現れやすい方の特徴をお伝えします。
・嗜好品(アルコール、たばこ、コーヒー、お菓子、甘い物、ガムなど)を多く取り入れてる方
・加工精製食品(インスタント食品、冷凍食品、マヨネーズ、ハム、ウインナーなど)を多く摂っている方
特に好転反応で引き起こされやすいのが「頭痛」です。
その頭痛が起こってしまう原因として一番考えられるのは、日頃の高塩分食とマグネシウムの不足があるほど引き起こされやすいです。
またファスティング中は酵素水と水だけになるため、摂取カロリーが少なくなり、体のエネルギー生産が減少するため体温も低下します。
そのため普段よりも寒さや冷えを感じやすくなります。身体を冷やさないように、カイロや入浴、お白湯など身体を温めるように意識しましょう。
「オートファジー」

2016年にノーベル賞を受賞した大隅教授が発表して話題となったのが「オートファジー」です。
これは古くなった細胞を内側から新しく生まれ変わらせてくれる仕組みのことを言います。
オートファジーは不要になった細胞を集めて分解し、新しい細胞を作る事をしてくれるのです。
ただし普段食事をしている体内の栄養状態が良い時は、ほとんど働きません。
しかしファスティングをすることで空腹状態を作り一時的に栄養状態が低くなった時に、このオートファジーの働きが高まり、結果的に体内のデトックスや細胞の若返りが行われるのです。
ここで大切なのはいかにファスティング中は空腹を楽しみながらオートファジーが働きやすい状態を持続させるかがポイントになります!
「復食期」
復食期を制すことがファスティングを制する!と言っても過言ではありません。
ファスティング期では消化吸収の機能が休んでいたので、いきなり消化吸収に多大なエネルギーを使わせることが内臓の負担になります。
母乳ばかり飲んでいる赤ちゃんに、いきなりカツカレーを食べさせるとどうなるでしょう?
不調を来たしたり、リバウンドしやすくなります。
復食期をどう過ごすかで、ファスティングの結果が大きく変わってきます。
実際体験者の方々がファスティング期よりも復食期の方が空腹感や食欲に負けそうになると言われます。
その辛い時こそファスティングメンバー内で励まし合います。
そしてグループ内で共有される講師からの適切な知識の提供と、復食期に現れてくる心理的に陥りやすいことや体の変化を予め知ることで安心でき、不安から起こるファスティングの断念を未然に防ぐことができます。
メンバー内の団結力こそファスティングを乗り越えられる鍵となるのです!
ここで、復食期の重要ポイントをしっかり押さえておきましょう!
◎復食期の初日は重湯や味噌汁の具なしなどの流動食中心にします。固形物は避けていきましょう。
◎復食期の2日目からは、お粥と、すりおろすか細かく刻んでかなりくたくたに煮込んだ野菜スープなどにします。
◎復食期の3日目は、少しずつお粥から通常の米に戻していきます。野菜スープは復食期2日目よりも少し形の残った物にします。
4日目は動物性たんぱく極力控えて、「まごはやさしいわ」を中心にアルコールを避けて食べすぎないようにします。
お肉などの脂っこい物、乳製品は復食期間が終わるまでは控えていきましょう。
◎1日3リットル程度の水をこまめに飲むように意識しましょう。ファスティング期間を通して「冷え」に悩まされることが多いので、水は常温かあたたかい温度で飲むようにしてください。
さて、ここまでで「準備期」「ファスティング期」「復食期」それぞれのポイントをお伝えてしてきました。
最後に、ファスティングをする目的は人それぞれです。
ファスティングを通じて体内の環境を整えるだけでなく、心も整える大切な体験ができると思いますので是非一緒にチャレンジしてみましょう!